第75回琉大21世紀フォーラム特別企画 「琉球大学シンポジウム~ちゅら島の未来を創る知の津梁(かけ橋)~」を開催
2013.12.20
琉球大学では、12月7日(土)に沖縄コンベンションセンターA会議棟において、第75回琉大21世紀フォーラム特別企画「琉球大学シンポジウム~ちゅら島の未来を創る知の津梁(かけ橋)~」を開催しました。
本シンポジウムは、平成25年度文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に琉球大学が申請していた「ちゅら島の未来を創る知の津梁(かけ橋)」が採択され、そのキックオフシンポジウムと位置づけ、開催したものです。
始めに、大城肇琉球大学長による挨拶の後、沖縄米国総領事のアルフレッド・マグルビ―氏から「グローバル時代における大学教育」をテーマに基調講演が行われました。マグルビ―総領事から、米国における大学教育の実情や日米における大学教育の違いについての説明や、グローバル人材の育成には異文化交流や体験型教育の必要性についての言及がありました。学内外からの百名を超える参加者はマグルビ―氏の基調講演に熱心に耳を傾けていました。
後半のパネルディスカッションでは、冒頭、下地芳郎コーディネーター(学長補佐)から、琉球大学サテライトキャンパスを県内9カ所に設置する取組みなど、「ちゅら島の未来を創る知の津梁(かけ橋)」事業についての概要説明がありました。
その後、「琉球大学への期待」をテーマに、金城棟啓琉球銀行頭取、下地敏彦宮古島市長、コスワッタゲー チャリット ジャヤナダ氏(琉球大学大学院1年・スリランカ出身の留学生)、大城学長、司会の森田弘美氏もパネリストとして参加し、活発なディスカッションが行われました。
また、今回のシンポジウムでは、聴衆の参加型を目的に、事前に参加者からの意見を徴収し、その意見も取り入れながら、パネルディスカッションを進めていきました。
最後に、各パネリストから琉球大学への要望や期待が出され、今後の事業の取組に活かしていくこととし、閉会しました。