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【講義】7/25 第14回飲食ビジネス概論

2016.07.26

第14回 飲食ビジネス概論  担当:上地恵龍

今回は、海外進出と課題について扱いました。

外食産業の海外進出が活性化している理由として、
①国内市場規模の減少
②商圏内での競争が激化 があり、
国内での売上増加が困難と判断して、ノウハウがある企業の海外進出が近年増えているということでした。

海外への進出先の国としては、中国が中心となっており、その理由は、
①日本と距離が近い
②人口が多く(13億)市場が大きい
③沿岸地域を中心に経済発展が著しい
④インフラ整備で今後の成長が見込める
⑤生活者の経済的水準も高くなる などがあるそうです。

その後、吉野家、味千、丸亀製麺、一風堂、すかいらーく、スシローなどの海外進出企業の事例紹介がありました。

外食産業が海外に進出するに伴い、そこに什器を提供する、厨房機器メーカーの進出もあり、ショーケース、冷凍冷蔵庫、製氷機などが日本と同じ仕様で手に入るようになったということでした。ただ、食材の調達については、輸送、通関、保管など手続きが煩雑で、苦労が絶えないそうです。

また、企業文化の違いとして、遵法精神の違い、言語の壁、価値観の違い、資本投下の違いなどがあり、グローバル経営のむずかしさがあるそうです。

海外飲食ビジネス向けの人材育成については、専用のサイトがあったり、3か月~1年で調理人を育成する学校があったりするということでした。

海外進出は、グローバリゼーションだけでなく、その地域に適用するローカリゼーションも求められるものの、「郷に入っては郷に従え」という格言の類で片づけられるものではない難しさもあるようです。

文責:観光産業科学部 宜志富知恵子

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