【講義】10/4 第1回物流サービス概論
2016.10.05
第1回 物流サービス概論 担当:知念肇
今週より後期の講義が始まり、本事業としては、本日の物流サービス概論から始まりました。
定員40名に対し、追加登録希望者が36名もおり、定員の倍の人数が集まりました。登録取り消しも考慮し、前期同様「くじびき」で追加登録20名を決定しました。惜しくも外れてしまった学生さんは、また来年お願いします。
まずは、本事業の概要について、下地学部長より説明がありました。
講義は、「イントロ・物流について」ということで、始めに、買物をした場合としない場合に経済がどう動くかという点について、ビデオを見ました。
購買の伸び率が0.6%しかなく、買い控えが続くと、値下がりし、それ最終的には従業員の働く機会を減らすというデフレになり、デフレスパイラルの流れができてしまうということでした。
デフレスパイラルとは、価格が下がると価値が下がり、価値が下がると価格が下がるという悪循環のことで、それを防ぐには価値を守ることが必要だという話でした。
価値を守る方法として、伝統に基づくマーケティング、経験に基づくマーケティング、データに基づくマーケティングの例をビデオで見ました。
なぜ価値を守るかというと、競争社会で、販売だけでなく物流の知識のある会社が参入してきているからということでした。
その例として、スターバックスの物流について取り上げました。
本日のテーマ「物流とは」、運送・荷役・保管・流通加工・包装・情報管理からなるものであるということでした。次週は、ロジスティックスについての講義です。
文責:観光産業科学部 宜志富知恵子