「物流サービス」プログラム
名称
国際物流概論
目的
沖縄県では、2020年の那覇空港における2本目の滑走路完成、航空機整備企業進出など航空インフラが高まってきた。港湾においても、那覇港がコンテナ取扱高全国7位に入るなど全国的に低迷する港湾物流の中において成長が著しい。また、歴史的・地理的優位性を活かし、アジアのゲートウエイとして、那覇空港・那覇港を基軸とする国際物流拠点の形成を目指し、様々な取り組みが進められている。今後ますますグローバル化・専門化・高度化する物流サービスについて多角的に学ぶとともに、国際物流に欠かせない貿易実務についても学修する。
本講義では、29年度は講義名を変更し、陸・海・空における物流の他、貿易の専門家を招聘し、国際物流に欠かせない貿易実務についても学修する。また、施設見学も実施する。
習得すべき能力
- これまでの物流→ロジスティクス→サプライチェーンの発展段階を理解できる。(専門性)
- アジアの成長と物流戦略について論じることができる。(地域・国際性)
- 沖縄おける国際物流産業の方向性について論じることができる。(問題解決力)
カリキュラム
- 第1回
- イントロダクション
- 第2回
- 那覇空港における国際物流基地構想
- 第3回
- 新時代の国際物流戦略と沖縄
- 第4回
- 那覇空港ハブにおけるアジア諸国との貿易動向
- 第5回
- ANA貨物ハブ見学
- 第6回
- 沖縄貨物ハブ(外部講師)
- 第7回
- 貿易実務(外部講師)
- 第8回
- 琉球海運の戦略と経営者としての私(外部講師)
- 第9回
- 近海国際物流の可能性
- 第10回
- 沖縄の海運業について(外部講師)
- 第11回
- 物流の歴史
- 第12回
- サプライチェーン&デジタル物流
- 第13回
- アジア経済と沖縄
- 第14回
- アジア電子商取引と沖縄の物流
- 第15回
- 小テスト
- 第16回
- 期末テスト