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琉球大学

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【講義】10/21 第3回交通サービス概論

2016.10.25

第3回 交通サービス概論  担当:平野典男
外部講師:日本トランスオーシャン航空株式会社 取締役 内間康貴氏

第3回は、日本トランスオーシャン航空株式会社(以下JTA) 取締役 内間康貴氏を
お招きしました。先週のJTA丸川社長のおさらいで、JTAについて、お客様に提供したいもの、JTA各部門の仕事、JTAのブランド戦略と、今回はJTAについて、多くの時間を割いてお話いただきました。

JTAは、離島と本島をつなぎ、人・物を運ぶ会社として創業され、当時は、小さい離島路線も数多くあったそうです。その後、沖縄の本土復帰や航空規制緩和の流れを受けて、県外に進出し、路線のネットワークを拡大。LCCの価格でFSCの品質を提供し、徹底的に地域・社会の役に立つことを目指している会社ということでした。

JTA及びRAC(琉球エアコミューター)の路線ネットワーク、保有機材について説明があり、19機で1日70便を運航しているとのことでした。現在の主力機であるB737-400計12機は2019年度末までに、新鋭のB737-800に置き換える予定だそうです。また、RACで今年から導入されたDASH8は、創業当初の目的である離島と本島間の人と物を運ぶため、後部を貨物用に改造しているという類を見ない機材とのことでした。

また、「沖縄らしさ」にこだわり、紅型のヘッドレストカバー、制服にかりゆしウェアの導入、しまくとぅばの積極的利用、機内販売は県産品、さらには地域への貢献として、トライアスロン、航空教室、図画コンクールなどを開催しているということで、随所にこだわりがあり、沖縄に根付いている企業という印象を受けました。

続いて、JTAの各部門の仕事とキャリアパスの説明があり、路線事業部について詳細をお話いただきました。路線費用、収支など経営面についても説明がありました。年次収支計画や中期経営計画など、経営人材としては必須の単語も多く取り上げられていました。

JTAのブランド戦略として、地元企業と提携した事例紹介があり、一貫して、沖縄に拠点がある航空会社として、地域と協力し地域に貢献していくという、ブレない方針を感じました。

最後に、学生たちに、「これから就職活動をするにあたり、面接の本などを読むこともあると思うが、そういうマニュアルを、自分で噛み砕き、自分の言葉で話し、書くことができる人になってほしい」というメッセージを送ってくださいました。

何千人もの就職希望者の書類を見ていると、一生懸命さは文字からも伝わるのだそうです。

次週は、JTAの全面協力による施設見学です。実際に稼働しているところを見せていただくため、時間厳守です。遅れた学生は置いていきますので、ご注意を。

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文責:観光産業科学部 宜志富知恵子

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