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【講義】4/19 第2回通訳サービス概論

2017.04.21

第2回 通訳サービス概論  担当:大城明緒

第2回は、沖縄県の地理・歴史・文化・経済がテーマでした。通訳ガイドをする上で、覚えておいたほうがいい、あるいは、説明ができるといいという内容と、説明時の注意事項などについて取り上げました。

<地理>
沖縄の位置、地勢、気候、植生、土壌についての解説と、実際のガイドの仕方や、英単語の説明を行いました。現在地の確認や行き先の確認などと関連づけるといいそうです。

<歴史>
沖縄の歴史には、4つのトピック(琉球王国成立、琉球処分、沖縄戦、本土復帰)があり、
コース内容に応じて組み立てや比重を考えるといいそうです。特に、戦争のトピックについて、扱い方や注意事項の説明があり、観光で戦争を取り上げる意味(平和への祈り)を意識するといいということでした。

<文化>
取り上げることの多い文化(シーサー、沖縄そば、お墓、エイサーなど)の紹介と、紹介の仕方を場所別に事例をあげて解説がありました。

<経済>
人口(約144万人、那覇市は約32万人)産業構造、農林水産業についての説明と最新データの見方について説明がありました。

<基地>
北部訓練場が返還されたことで、数字が変わったということもあり、日本にある米軍専用施設の割合(70.6%)、県土面積に占める割合(8.16%)、米軍専用施設数(31施設)など数字の把握と、道の駅かでな(嘉手納飛行場が一望できる)の紹介がありました。

まとめとして、何を説明するにしても、ポジティブに、平等性を確保して、お客様の反応を見ながら柔軟に、誠実に対応することが必要だということでした。

どうしても質問に答えられない時の対応の仕方についても説明があり、通訳ガイドに求められる柔軟性やコミュニケーション能力が分かりました。

その後、バス内から亀甲墓が見えた際「あの建物は何か」と質問されたらどう答えるかというテーマについて、グループディスカッションを行い、各グループの代表が実際にガイドになったつもりで説明を行いました。

 

文責:観光産業科学部 宜志富知恵子

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