【講義】4/27 第3回宿泊サービス概論
2017.05.09
第3回 宿泊サービス概論 担当:平野典男
第3回は宿泊部門の客室サービスについてでした。
予約からチェックアウトまでに、どういう職業の人が携わっているかと、宿泊部門を管理する側(マネジメント側)の業務について解説がありました。
利益の上げ方として、利益率が高い宿泊部門では、コストダウンより売上をあげたほうが利益がでやすいということでした。つまり、なるべく高い価格で満室状態にするのが売上につながり、レベニューマネジメントにより、販売量と価格を調整しているそうです。
ホテルだけでなく、航空機の予約などでもレベニューマネジメントは使われており、ユナイテッド航空で問題となったオーバーブッキングが起こる仕組みが分かりました。
次に宿泊部門の経営指標となる計算式についてとりあげました。
「販売可能客室1室あたり売上=RevPAR」を用いて表すそうで、平均客室単価(=ADR)×客室稼働率(=OCC)で求められるということでした。
平均客室単価、客室稼働率の出し方が分からないと出せないので、合わせて覚えましょう。
この講義は、サービス経営人材育成事業ですから、マネジメントに必要な数字を理解するのは不可欠です。ここは、ホテル業界でキャリアアップしていくためにも重要な項目ですので、専門用語も含め、計算できるように復習もしっかりとしておきましょう!
文責:観光産業科学部 宜志富知恵子