11/30 クルーズ船「飛鳥Ⅱ」見学(交通サービス概論番外編)
2017.12.11
12/1の交通サービス概論の外部講師である郵船クルーズ株式会社 アスカクラブ会長の幡野様から、ちょうど那覇港に郵船クルーズが所有しているクルーズ船「飛鳥Ⅱ」が停泊中ということで、見学させていただけることになりました。幡野様は飛鳥Ⅱの5代目の船長さんで、今回は、スタッフの皆様と元船長のアテンドという、贅沢な見学になりました。
他の講義との兼ね合いもあり、14名の学生が参加しました。一歩船内に入ると、全面クリスマス仕様になっており、大きなツリーが迎えてくれました。メインダイニング、ショップ、シアター、娯楽ルーム、シガールーム、図書室、ステージ、デッキ、プール、ジャグジー、カフェ、レストラン、スパ、ジム、カジノ(日本では現金をかけることはできません)、ラウンジ、テニスコート、客室フロアと、もはや「町」といえる船内を案内いただきました。日数の短いクルーズでは、船内全部回りきらないのではないかとさえ感じました。
今回は、航海士の方が、本学に以前通っていたというご縁で、ブリッジにも入れていただき、機材や海図について説明を受けました。海図といえば、台の上にひろげられた紙の海図を思い浮かべますが、それも使われていますが、今は、デジタルな海図もあり、現在地から遠い地方の海図も表示されるのだそうです。説明いただいている間にも、何回か連絡が入って計器を確認されており、停泊中といっても業務があるということが分かりました。
また、乗船されているお客様が残っている中の見学でしたが、幡野様が顔なじみのお客様たちに、「地元沖縄で観光について学んでいる大学生の見学」と説明しながらアテンドしてくださったので、おくつろぎのところでしたが、話かけてくださったりもしました。他のお客様への配慮の仕方がスマートで、勉強になりました。最高のサービスを提供しているところだと感じました。
文責:観光産業科学部 宜志富知恵子