【講義】2/19-22 旅行ビジネス論
2018.02.27
集中講義「沖縄ツーリスト寄附講座 旅行ビジネス論」担当:荒川雅志、沖縄ツーリスト
沖縄ツーリスト寄附講座「旅行ビジネス論」を4日間に渡り開講しました。会場も大学内ではなく、1日目、2日目は沖縄ツーリストの豊崎ビル、3日目は沖縄ツーリスト松尾本社と国際通り、4日目は南城市と普段の講義では味わえない学外での講義となり、フィールドワークも行った4日間でした。今年度は、2年生と3年生の21名が参加し、最新の旅行業について学びました。
1日目は、沖縄ツーリスト株式会社 代表取締役会長 東良和氏が講師となり、旅行業について、沖縄観光の現状と課題、グループワークを実施しました。観光客数の数え方が県によって違うこと、商品としての「モノ」と「サービス」の違い、旅行会社のコアサービスとアウトソーシング、地域主導型観光についてなどお話いただきました。グループワークは、5つテーマがあり、学生を5つのチームに分け各チーム1つのテーマに取り組みました。
2日目は、沖縄ツーリスト株式会社 執行役員マーケティング戦略室長 安部潤氏から沖縄県の観光の政策「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28年3月)、「観光ビジョン実現プログラム2017」(平成29年5月)、「沖縄観光推進ロードマップ」(平成29年3月)について解説があり、グループワークにも取り組みました。
3日目は、沖縄ツーリスト株式会社 執行役員観光部部長 石坂彰啓氏より、国際通りにおける地域主導型観光をテーマに事例紹介があり、国際通りでフィールドワークを行いました。
4日目は、イーストホームタウン沖縄株式会社 代表取締役社長 相澤和人氏から、ウェルネスツーリズムを中心とした着地型観光について説明があり、南城市の事例紹介、フィールドワークを行い、4日間の集中講義を終えました。
文責:観光産業科学部 宜志富知恵子