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琉球大学

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【講義】6/22 第10回通訳サービス概論

2016.06.23

第10回 通訳サービス概論  担当:下地芳郎 大城明緒

まずは、いつものように宿題やコメントシート「大福帳」に記載された内容へのアドバイスからスタートしました。

第8回交通手段(好きな交通手段とその理由)についての宿題のまとめ
・電車
時間通り、運賃が安い、主要な観光地へのアクセスが整っている、駅員に分からないことが聞ける、渋滞がない、車内が快適、景色を楽しめる、他の乗客の人間観察ができる、満員電車がめずらしい、発車メロディーにその土地らしさを感じる、沖縄にはないので非日常を味わえる

ゆいレールは、車内放送のメロディーが沖縄のわらべうたになっており、各駅で違うものが流れているそうです。

・レンタカー
パッケージツアーに参加するより安い、公共交通機関が発達していない場所では便利、時間を自由に使える、自由に寄り道できる、周りを気にせず仲間で楽しめる

・レンタサイクル
景色や自然を楽しめる、友人と楽しく周ることができる

・徒歩
車ではいけないところを行ける、自分のペースで動ける、新しいものを発見できる、地元の雰囲気を感じることができる、現地の人とおしゃべりできる

・タクシー
目的地に最短でいける、運転手から地元情報がきける、国によっては料金が日本より割安

・貸し切りバス
自分で運転する必要がない、ルートを考えず目的地にいける、ガイドの説明が面白い、高齢者も不自由なく楽しめる

交通手段を考える時のポイントとして、料金、時間、手軽さ、分かり易さ、現地の雰囲気を楽しむなどを考慮するということでした。

大福帳からは、
・説明を聞かないお客様がいても、特に問題はない。(必ずしもガイドの話をお客様が聞かなければいけないという訳ではない)
・沈黙が生じる時間帯があってもかまわない。
・日本人向けバスツアーを利用する外国人は、どこまで言語対応を求めているかわからないので、外国人向けにグレードアップするならば、シートベルト着用・集合時間・集合場所のアナウンスなど重要な内容だけ多言語化(きまったフレーズを用意)と、当日のルートマップを作成し多言語化の2点でちょうどよい。
・客の半数以上が外国人であれば、言語別ツアーを催行する方が望ましい。
実際、先生が、石垣島の日本人向け定期観光バスツアーに参加した時(日本人5名、香港、台湾10名)の様子を話してくれました。

今回のメインテーマは、旅行会社に関する対応ということで、旅行会社とはなにかと、ツアーの流れについて扱いました。

旅行会社とは旅行業を営むもので、チケットのみの販売、レストランなどの手配のみなどは旅行業にはあてはまらないそうです。旅行業を営む旅行業者+旅行業者代理業者は、全ての営業箇所において「旅行業務取扱管理者」の選任が必要で、その種別により、登録申請先や扱える旅行に違いがあるということでした。

通訳案内士と旅行業者の関係性、業務委託の形態についても解説がありました。

ツアーの流れとしては、旅行業者から依頼を受ける→行程など詳細の確認→ツアーの催行→報告書・請求書作成になっているということです。報告書は提出が必須でない場合でも、自分のために作成したほうがいいというアドバイスがありました。

英語表記の行程表によく出てくる単語、ガイドと添乗員の違いについても説明がありました。

グループディスカッションは、旅行会社の対応ではなく、案内中に触れる機会が多い「沖縄の気候」について、「通訳ガイドになったつもりで簡単に説明する」というものでした。

各グループからは、沖縄の気温、湿度、風、体感温度、日差し、四季のうつりかわりなどの説明がありました。気温は、摂氏だけでなく華氏でも言えるといいというアドバイスがありました。

<宿題>
・2014年及び2015年の訪日クルーズ旅客数 (日本にクルーズ船により入国した外国人旅客数)を調べなさい。
・2014年及び2015年の日本の港湾へのクルーズ船の寄港回数を 調べなさい。
・2014年及び2015年にクルーズ船の寄港回数の多かった日本の港湾の 上位5港を調べなさい。日本語でA4・1枚に収めること。

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文責:地域連携推進課 宜志富知恵子

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