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【講義】10/5 第1回・2回MICEビジネス概論

2016.10.11

第1回 MICEビジネス概論  担当:下地芳郎
第2回 外部講師:沖縄県文化観光スポーツ部観光整備課MICEリゾート班
         主任 平良麻希子氏

第1回MICEビジネス概論は、本事業恒例となっている、追加登録希望者のくじびきが
行われることなく、希望者12名の全員受け入れが決定し、オリエンテーション及び1回目の講義が行われました。

オリエンテーションでは、講義日程と外部講師の紹介などの授業計画について説明がありました。この講義は2限連続で隔週開催なので、欠席をすると2回分抜けてしまう点について注意がありました。

講義は、まず、沖縄と世界の観光基礎知識として、
・沖縄県の1日当たりの観光客数
・沖縄観光のリピーター率
・沖縄に宿泊する観光客数の全国順位
・沖縄県の県民所得に占める米軍基地関係収入比率
・世界の海外旅行者数
の確認と解説がありました。

また、「観光」と「ツーリズム」の違いについて説明があり、旅行の目的は、レジャーだけではなく、ビジネスや知人・親戚訪問などもあり、そのように日常の生活圏の外に出ることがツーリズム、楽しみが目的なものが観光ということでした。

これからの沖縄観光は、「ハイブリッド・リゾート」への挑戦が必要で、ビーチリゾートや文化リゾートとしてだけでなく、ビジネスリゾートとしても確立させる必要があり、その手段の一つにMICEがあるということでした。

第2回は、沖縄県文化観光スポーツ部観光整備課MICEリゾート班 主任 平良麻希子氏
による講義でした。

沖縄県におけるMICE誘致・振興に向けた取組について、MICEの定義、開催事例紹介に始まり、政府としてのMICEの位置づけや取り組みや、沖縄県でのMICE施設、推進体制などの説明がありました。

MICE開催は、経済効果・ビジネスの機会・イノベーション創出・都市の競争力とブランド力の向上などが期待されており、日本で1万人規模の国際会議が開催された場合、経済波及効果は約38億円、誘発税収額は約1.6億円になるそうです。

MICEは、主催者と参加者の両方の財布からの消費効果が期待できるため、主催者側からは、MICE関連産業の活性化、参加者側からは、観光・飲食・お土産などの消費増加につながるということでした。

また、MICEは団体旅行となるため、閑散期での開催が多く、沖縄の観光閑散期への対策としても注目されているというお話がありました。

最後に2020年共用開始予定の与那原町にできる大型MICE施設の紹介がありました。

与那原町のMICE施設については、今後の講義で、与那原町役場から講師を派遣してもらい
その取り組みについてお話いただく予定となっております。

 

文責:観光産業科学部 宜志富知恵子

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