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琉球大学

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【講義】12/8 第9回交通サービス概論

2017.12.26

第9回 交通サービス概論  担当:平野典男
外部講師:ツアーコンダクター 糸澤幸子氏

今回は、ツアーコンダクターとして海外をまたに活躍し、クルーズ船の添乗も数多くされた糸澤様をお招きし、クルーズ観光の魅力についてお話いただきました。

世界のクルーズ市場はカリブ海がメインで、続いて地中海、近年はアジアも人気になっているということでした。クルーズ船の会社ごとの船の特徴や大きさなどの解説があり、大型船、中型船、小型船によるクルーズのDVDを見せていただきました。

大型船クルーズは、ロイヤルカリビアン社のハーモニーオブザシーズの旅で、18階建ての船舶は、動くリゾートタウン、洋上のパラダイスというコンセプトで、ウォータースライダー、メリーゴーランド、ロッククライミング、ロボットがお酒を作ってくれるバイオニックバー、展望ジャグジー、内側の船室にはバーチャルバルコニーなどがある史上最大級22万トン、定員5,494名のクルーズ船で、まさにリゾートタウンがそこにありました。

中型船クルーズは、MSCのスプレンディダ(13万トン、定員4,363名)は、アクアパーク、4Dシネマ、ローマ式ウォータートリートメント、カジノ、F1シミュレーターなどがあり、MSCヨットクラブというプライベートクラブはさらに優雅でラグジュアリーな施設を利用できるため、1つの船にカジュアルもラグジュアリーもあるという船舶だそうです。

小型船クルーズは、ICMのアリア・アマゾン(500トン、定員32名)の、アマゾンクルーズの紹介でした。五つ星のサービスを提供され、お客様1人にスタッフ1人という割合なので、サービスも行き届き、秘境アマゾンを快適にめぐるクルーズということでした。小型船は揺れがちですが、アマゾンは川ということもあり、海ほどは揺れないのだそうです。

続いて、高額だと思っているクルーズ船のお得な乗り方を教えていただきました。日本初上陸の外国船などは料金を下げている場合もあり、実際の旅行プランを見たところ、手が届く金額であることが分かりました。

クルーズ船のメイン市場であるカリブ海クルーズは、fly&seaという制度が発達しており、クルーズ会社が航空券も手配をし、空港でチェックインをすると、荷物はクルーズ船の客室に届いている仕組みなどが確立されているそうで、便利さもあり、海外ではクルーズ船の市場が発達しているということも分かりました。

文責:観光産業科学部 宜志富知恵子

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